『怒り新党』「新・3大◯◯調査会」を勝手に考えてみた。(仮題)空飛ぶ御曹司 シェイン・マクマホンの信じられない跳躍①
前回、全日本プロレスの四天王プロレス時代のバックドロップに焦点を当てて考えてみましたが、その記事の最後のおまけの部分に書いてあるように、元々は川田利明の技を受ける凄さを3大の形にしようと思っていました。
同じようなテーマで考えているうちに、プロレスで受け身、技を受ける名手として思い浮かんだのが、プロレスラーではなく、WWEという世界最大のアメリカのプロレス団体のオーナー、ビンス・マクマホンの息子であるシェイン・マクマホンでした。
シェイン・マクマホンは技の受けっぷりも凄いのですが、レスラーでもないのに信じられないような技を繰り出しますので、タイトルの「空飛ぶ御曹司」という異名がわかってもらえるような試合を3つ選んでみました。
今回は、怒り新党のナレーション風に紹介していきたいと思います。
「新・3大 空飛ぶ御曹司 シェイン・マクマホンの信じられない跳躍」
「まず、有権者に訴えたいのは、リング上で竹刀をクルクル回しているこの男、シェイン・マクマホンは世界最大のプロレス団体WWEのオーナーの御曹司、プロレスラーでもなんでもない、ただのボンボンだということであります!」
「対戦相手のザ・ロックは団体のトップレスラー、WWEのチャンピオンにも幾度となくなっている超強いレスラーなのであります!」
「ロックを挑発して竹刀をクルクル振り回していたシェインでしたが、頼みの綱の竹刀が後ろにポーンッと飛んでいってしまい超気まずい状況に!」
「竹刀のなくなったシェインは果敢にロックに向かっていきますが、ロックの容赦ないパンチがドーンッ!コーナーへ振って返ってきシェインにラリアットがバチーン!フラフラとロープ際に歩いていくシェインにもう一発ラリアットでシェインはクルッと一回転して場外へ転落!」
「今一度申し上げますが、ロックの猛攻を受けているこの男シェインは、プロレスラーでもなんでもないオーナーの御曹司、ただのボンボンなのであります!」
「場外でなおも攻撃してこようとするロックの急所をシェインは下からドーン!ヒザ蹴りを2発入れて、コーナーの階段にロックを叩きつけるのであります!このシェイン、実は素人とは思えない強さのボンボンだったのであります!」
「しかし反撃も束の間、もう一度ロックを叩きつけようと場外に振ったのをあっさりロックに切り返されて、シェインは観客席に転がり落ちてしまうのであります!」
「追いかけてくるロックから必死で逃げていたシェインでしたが、なんとかロックの動きを止めて逃げ切ろうとするのであります!」
「ロックの追撃を命からがら逃げ切ったシェインでしたが」
「後方から迫り来るロック!まさに、シェイン!後ろ!後ろ!状態なのであります!」
「怒りまくっているロックはシェインをバンバン壁に叩きつけなおも逃げるシェインを鬼の形相で追いかけるのであります!」
「しかしこのシェイン、ロックをラリアットで反撃!ただのボンボンではないことを見せつけるのであります!」
「そして、狙いを定めたシェインはロックにフライングラリアット!これが空飛ぶ御曹司シェイン・マクマホンなのであります!」
(ここからは試合全体の流れは端折って見応えのあるシーンを紹介していきます)
「場外乱闘でシェインの頭にゴミ箱を被せたロックは」
「パイプ椅子でゴミ箱をバチーンッ!シェインはゴロゴロ転がり落ちていくのであります!」
「シェインをリングに上げたロックは、ゴミ箱のフタで、シェインの頭をサンドイッチでバチーンッ!」
「再び頭をぶっ叩きたロックの股間をシェインが下からドーンッ!股間を抑えて崩れ落ちたロックの頭をバチーンッ!シェインは見事にやり返すのであります!」
「シェインは竹刀を拾ったので、もう怖いものなし!ロックをバッシバシぶっ叩くのであります!」
「もうシェインは調子に乗りまくり!リング上で軽快なステップなんか踏んじゃうのであります!」
「しかしご機嫌な時間は長くは続かず、すくっと起き上がったロックに、またもやボッコボコにされるのであります!」
「シェインをリングに上げたロックは必殺技のフルコース、まずはスパインバスター!」
「ロック最大の必殺技、ピープルズ・エルボーを狙おうとした時に助っ人のブッカーTが乱入!しかしロックのDDTであっさり返り討ちにされちゃうのであります!」
「ロックの目はもうギラッギラ!」
「強烈なロックボトムでシェインはスリーカウントを奪われてしまうのであります!」
「しかし、転んでもただでは起きないこの男シェインは、ロックの足を掴み動けなくし、すかさずブッカーTがスピンキックが炸裂させロックはダウンしてしまうのであります!」
「ロックを場外に蹴り落とし」
「ボッコボコにして場外のテーブルにロックを寝かせたブッカーTは」
「来い来いとシェインを促し、シェインはトップロープまで登っていきます」
「狙いを定めて」
「見事にロックにフライングエルボードロップを喰らわせるのであります!」
「というわけでこの試合を、新・3大空飛ぶ御曹司シェイン・マクマホンの信じられない跳躍の1つとさせていただきます。ご静聴ありがとうございました」
残り2試合も決まっているので、こういう形でご紹介していければと思っています。
「信じられない跳躍」という割には、そんなに飛んでないだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、残り2試合を見れば納得していただけるのではないかと思いますので、その時はまた見ていただければ幸いです。