『「田村潔司VS.パトリック・スミス戦」を自分なりに検証してみた』
『怒り新党』の「新3大◯◯調査会」のテーマを勝手に考えていくうちに、
格闘技を好きになったきっかけのUWFという団体に行き着き、
前回は前田日明で考えてみました。
UWFで考えた時に、UWFに一番こだわっているのは田村潔司であると思っているので、
田村の試合の動画を見るようになりました。
3大に絞るのも難しいぐらい名勝負が数多くありますので、
一試合ずつご紹介していけたらなと思います。
技の名前などの解説はしておりませんので、
興味のある方だけご覧ください。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8792786
「田村潔司VS.パトリック・スミス」
田村潔司がUWFインター所属選手としてK-1のリングで行われた試合で、
素手、素足によるアルティメットルールという後のPRIDEなどの総合格闘技よりも危険なルールでの試合です。
対戦相手のパトリック・スミスは、UFC2(当時、日本ではアルティメット大会と呼ばれていました) で準優勝した選手でした。
試合の動画を見てもらえばわかりますが、
解説者は田村不利と予想していたようです。
田村はこの試合、小太刀を持って試合に臨みました。
その後、重要な試合において小太刀を持って入場することになります。
試合の経過を画像で紹介していきます。
試合開始早々、パトリック・スミスのローキックに合わせてタックルでテイクダウンを奪います。
タックルから、サイドポジションに移行し、柔道で言う上四方固めの体勢になります。
サイドポジションに移行し、首を固めて、パトリック・スミスの両足に挟まれた足を抜きにいく。
パトリック・スミスのガードポジションから足を抜き、足関節技を狙いにいく。
パトリック・スミスが抵抗して踵で蹴ってきたのをかわす。
ヒールホールドでパトリック・スミスがタップし田村の勝利!
田村と抱き合っているのは、セコンドを務めた当時UWFインター所属の大江慎という素晴らしいキックボクサーです。
(余談にはなりますが、この大江慎と当時、シュートボクシングに所属していた吉鷹弘の試合は、僕が大好きな試合です)
この画像は、試合のほとんどを使って作りました。
結論から言うと、今見直すと、田村が全く危なげなく勝利したように見えました。
田村が小太刀を持って試合に臨んだように、
この試合は相当な緊張感を持って見守っていましたし、
田村が勝った時は本当に嬉しかったです。
この試合のように時間も短く、一方的に勝利している試合は少ないので、どうなるかわかりませんが、こういう形で田村の試合を一試合ずつご紹介していければなと思っています。